結婚詐欺,証拠






結婚詐欺を立証できる証拠は?

結婚詐欺を立証するために必要なもの

もし、結婚詐欺に遭ってしまったら…

相手への恋愛感情、騙されたことに対する怒り・悲しみ、今後への不安などでパニックになってしまうのも無理はありません。

でも、まずは無理やりにでも冷静になることが大切です。ある程度落ち着いたら、結婚詐欺を証明できる証拠を確実に集めていきましょう。

結婚詐欺を立証するために必要なものは、以下の通りです。

①正式な婚約、もしくは結婚を前提とした付き合いを証明するもの

②①から派生した理由による金品のやりとりを証明するもの

 

 

実際に証拠になるのはどんなもの?

・婚約を証明できるもの(婚約指輪や結納金のやりとりの有無)

・会話内容の録音、メール履歴など

・日記

・第三者の証言(「あの2人はどう見ても結婚前提に付き合っていた」など)

・銀行振り込みの履歴(通帳など)

・借用書(自作のものでもOK)

・受領書、受取証など(金額、返済期限、支払い方法、受領日付、支払者・受取者の氏名・住所などが書かれているもの)

 

 

結婚詐欺に遭っても警察は動いてくれない!?

結婚詐欺に遭った場合…民事事件として被害を弁償してもらうことは比較的容易ですが、刑事事件として相手を法律で処罰してもらうことは簡単ではありません。

その理由は、結婚詐欺が書類などで証明しにくい「恋愛感情」をたくみに利用する犯罪だからです。

警察は「民事不介入」を原則としているので、証拠が不十分だとただの男女間の揉め事だと解釈されて動いてもらえないのです。

すこしでもあなたが有利になるためには、どんなささいなものでもいいのでとにかく証拠を集めること・無料相談窓口などをフルに活用して味方を増やすことが大事です。