婚約者から、遺伝病の家系であることを告白されました。
まずは落ち着いて、じっくり考えてみて
「婚約した後に、彼の家系の病気について打ち明けられた!」時々、このようなトラブルで悩んでおられる人がいらっしゃいます。
最初から知っていたならまだしも、ある日突然告白されたらパニックになってしまうのも無理はありません。
本来なら婚約前に話しておくべきことですが、相手も勇気を振り絞って告白してくれたのですからまずはその気持ちを汲み取ってあげましょう。程度の差こそあれ、遺伝病を抱える家系の人にとっては非常にデリケートな問題です。
そのうえで、これから予想されるであろう結婚生活についてじっくり考えてみる必要があります。
結婚は一生のこと、綺麗事だけでは済まされない場合も
「病気の遺伝を心配するなんて冷たいと思われるかも」「このことを両親に伝えたら結婚を反対されるかも」などと心配するのも無理はないかもしれません。
でも、必ずしも「愛があれば何でも乗り越えられる」というわけではありません。
たとえば…ある日突然病気の親族を介護することになったら、あなたは耐えられますか?
もし産まれた子供が病気を発症した場合、夫婦で協力して育児をしていく覚悟はありますか?
性別によって出現率が異なる病気なら、産み分けをしなければならないかもしれません。
場合によっては、「一生子供を持たない」選択をしなければならないかもしれません。
ハードルがあっても乗り越えられる相手かどうかよく見極めて
数々の問題に立ち向かいながらでも、婚約者と一緒になりたいという強い意志がありますか?
問題から目を背けて結婚しても、後で皆が不幸になってしまっては何の意味もありません。
あなたにとっても婚約者にとっても、また病気を発症している本人にとっても一度しかない人生です。
じっくり考えて、最良の選択を。