婚約者には、前妻との間に子供がいます…いろいろと複雑です。
離婚したとしても、子供にとってはたったひとりの親
昔に比べて離婚・再婚がぐっと増えた現代では、子供のいる人と結婚することも珍しくありません。
バツイチ(あるいはそれ以上)の婚約者をもつと、前妻との子供に面会しにいく彼を複雑な気持ちで送り出すこともあるかもしれませんね。
女性にとって、彼が自分以外の女性との間に作った子供の存在はなんとも複雑なものです。たとえ頭ではわかっていたとしても…
普段離れて暮らしていても、法的・生物学的・心情的に彼が子供にとってたったひとりの父親である事実は変えられません。
たとえ夫婦の仲が破綻したとしても、親子の絆はそれとはまったく別物です。何の罪もない子供から親を取り上げる権利は、誰にもないのです。
バツイチ・子供有りの人と結婚する以上は、あなたも子供の存在を完全に無視することは不可能
たとえ彼が子供と面会していないとしても、定期的に養育費を渡していれば2人の家計にも響いてきます。
万が一前妻が急に亡くなったりした場合、彼が急に子供を引き取ることになるかもしれません。
彼が亡くなった場合は、原則として前妻の子供にも彼の遺産を相続する権利があります。(前妻本人は法的には既に他人なので相続権はありません)
どうしても抵抗があるなら、気持ちが落ち着くまで結婚を待ってみる
以上の事実を確認して、どうしても前妻の子供の存在がひっかかる場合はあせって婚約・結婚せず、気持ちが落ち着くまで少し待ってみましょう。
もし状況が許すなら、思い切ってあなたも子供と会ってみましょう。
何度か会ってみてもやっぱり心情的に抵抗がある場合は、結婚そのものをすこし考え直したほうがよいかもしれません。
もやもやを抱えたまま結婚生活を送ると、何かのきっかけで大爆発するおそれもあります。
これから数十年は続くであろう結婚生活、「愛があればなんとかなる」では済まされないことも少なくありません。
あなたと婚約者、そして彼の子供のみんなが幸せになれるようよく考えて決断してくださいね。